新しいシステムを開発した際、財産を守るための特許取得を推奨いたします。
AI特許・IoT特許の背景
近年、人工知能(AI: Artificial Intelligence)、IoT(Internet of Things)等の技術革新に基づき、大量のデータとAIの利用による第四次産業革命の実現が期待されています。
これに伴い、AI関連発明、IoT関連発明の特許出願も急増しております。
AI関連発明の審査事例
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事例1
情報処理装置によりニューラルネットワークを実現するダムの水力発電量推定システムであって、 入力層と出力層とを備え、前記入力層の入力データを基準時刻より過去の時・・・
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事例2
回答者と質問者の会話に係る音声情報を取得する音声情報取得手段と、前記音声情報の音声分析を行って、前記質問者の発話区間と、前記回答者の発話区間とを特定・・・
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事例3
被験者から採取した血液を用いて、当該被験者が癌である可能性を示すレベルを算出する癌レベル算出装置であって、 前記被験者の血液を分析して得られるAマーカーの測定・・・
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事例4
ドライバにより自動ネジ締付作業が行われたときのネジ締付品質を評価するネジ締付品質推定装置において、前記ドライバの回転速度、角加速度、位置及び傾きから構成される状態変数・・・
IoT関連発明の例
IoTを利用したサービスやシステムは、様々な用途、形態で特許により保護することができます。
取得
センサ等によって検出された大量のデータ(センシングデータ、生データ)の取得方法について、特許化できる可能性があります。
管理
取得したデータをサーバ等で適切に管理し、効率的な情報処理やセキュリティレベルに応じたデータの取扱いを実現するシステムを特許化できる可能性があります。
分析・学習
サーバに集められたデータをAIを用いて機械学習した学習済みモデルも、日本では特許の対象となっています。
活用例
分析・学習したデータを様々な分野で利用・活用するシステム・アプリを特許化できる可能性があります。
AI関連発明・IoT関連発明を特許化するには専門的な知識が不可欠であり、ケースに応じた適切な特許明細書の作成が必要になります。
アイデアレベルでも特許化できるように検討いたしますので、まずはご相談ください。